Friday, September 1, 2006

第30回JBCフォーラム in Foster City 「1.制度改革のための医療経済学セミナー、2.米国アカデミア Job Huntingの表と裏」

第30回JBCフォーラム in Foster City

「1.制度改革のための医療経済学セミナー、2.米国アカデミア Job Huntingの表と裏」

--多数の皆様のご参加を頂終了いたしました。ありがとうございました。--

先日のアーバインでの出張JBCも多くの方にお集まりいただき、好評のうちに終わることが出来ました。既にいくつかのご感想のメールも頂いております。ご協力いただきましたSCSNの皆さん、ありがとうございました。



さて、2週間前のShort Noticeになりますが、Bayareaに場所を戻してのJBCフォーラムのご案内です。



今回のJBCは二本立てです。

一つめの話題は2年前までStanfordに在籍されていたユウさんによる医療経済学セミナー。この度ユウさんは「『改革』のための 医療経済学」と題する本を出版されました。日本のMD資格も持つ ユウさんがHarvard, Johns Hopkins, Stanford, CDCと言ったア メリカでの名だたる研究機関での研究を通じて得た手法と情報を元に、「なぜ効率の良い予防医療がコストを上昇させるか」、「医療費高騰の犯人は誰か」などを実証研究を基に論じ、日本の医療制度改革の議論が迷走・暴走している理由を明らかにします。今回は著作の内容に沿ったセミナーの後、著者特別割引で希望者にご提供いただけるとのことです。



二つめの話題はこのたびIndiana University School of MedicineにFacultyの職を得られた高木雄一郎さんに、今回ご自身のJob Huntingの経験談そして知り合い(academic jobを取った人と、実際にrecruiting committeeで選択する側だった人)の体験談を通じて、Faculty Position募集の建前とその裏に隠れる事情や暗黙の了解、さらにはJob Marketでサバイバルするための中、長期的戦略までをご紹介いただきます。ご本人曰く「これを知っていたら私なら2-3年前にはJobを獲ってましたよ」「言われてみれば、なんだあたりまえじゃないか、と思われますが、誰も教えてくれません」と事で、ポスドクを始める以前からが実は戦いが始まっていることを多くの人は知りません。特に日本人はその戦略のなさから折角の才能を無駄にしてしまいがちです。ポスドク必聴!ビジネス関係の方にもアメリカの大学の現状として興味を持っていただけること間違い無しです。



特に高木さんはJBC常連でご存知の方も多いと思いますが、今回を持ってIndianapolisに移られます。お見逃し無く!



第30回JBCフォーラム担当 橋本千香、小柳智義







「1.改革のための医療経済学セミナー、2.米国アカデミアJob Huntingの表と裏」

日時: 2006年9月1日(金) 午後6時開場、6時30分開始

場所: Foster City Community Center Wind Room

1000 East Hillsdale Blvd

Foster City, CA 94404




スピーカー: Yoo, Byung Kwangさん (University of Rochester)

高木雄一郎さん (Stanford Univeristy School of Medicine)

参加費:   $10 (会場費用として)
軽食付、ただし人数確認のために8月29日までに参加登録をお願いします。